キトサンを活用して健康生活を維持 2011/7/11

エグゼクティブのためのアンチエイジング

投稿日時:2011/07/11(月) 14:53

 年齢とともに低下するのが免疫機能。免疫力が落ちるとウイルスや細菌に感染しやくすく、病気が治りにくくなるので注意が必要です。





 体の免疫システムの中で最も重要なのは、骨の中にある骨髄です。ここでは血液成分の赤血球、白血球、血小板とともに、免疫機能に重要なリンパ球を生産しています。リンパ球のうちBリンパ球と呼ばれるものは、異物を排除するための物質である抗体を産生する働きがあります。骨髄は加齢とともに変化して、細胞の密度が少しずつ減って、脂肪や繊維成分が増えてきます。リンパ球の生産量は徐々に減ります。これが加齢に伴う「防御機能の低下」です。





 一方、骨髄でつくられたリンパ球の一部は胸腺に移動し、分裂、増殖してTリンパ球と呼ばれる特殊な免疫機能を持つ細胞になります。胸腺の大きさは年齢により変化します。生まれてからだんだん大きくなって重みを増した胸腺は、思春期にあたる10代半ばでもっとも大きくなります。それを過ぎると、胸腺の皮質や髄質が脂肪組織に置き換わって、40代の後半にはほとんどが脂肪だけになってしまいます。





 胸腺には「自己と非自己を認識する」という役割があります。中年以降にこの働きが衰えると、自分自身の細胞成分を攻撃してしまうようになり、慢性関節リウマチなどの自己免疫性疾患が増えるといわれています。これが加齢に伴う「自己と異物の識別能力の低下」です。





 大腸や小腸などの腸管は、細菌やウイルスなどが身体の中に進入しやすい場所なので、免疫システムが発達しています。腸管免疫機能が低下すると、腸管内の善玉菌(ビフィズス菌・乳酸菌など)が減り悪玉菌(大腸菌やウェルシュ菌など)が増え、腸内異常発酵や細菌性下痢を起こしやすくなります。また免疫機能が低下すると、監視の目を逃れた異型細胞(癌化した細胞)が増殖して、胃癌や大腸癌が増えてきます。





●老化に伴う免疫機能の変化





骨髄機能の低下 → Bリンパ球の減少 → ウイルスや細菌感染症の増加





胸腺機能の低下 → Tリンパ球の減少 → 自己免疫疾患の増加





腸管免疫の低下 → 善玉菌の減少・悪玉菌の増加 → 胃癌や大腸癌の増加





 老化による免疫機能の変化を表にまとめました。免疫力が落ちるとウイルスや細菌感染を起こしやすくなり、一度病気になると治りにくくなります。癌の発症や、慢性関節リウマチによる関節痛も増えます。結局、生活の質(QOL)は低下してしまうのです。





●免疫力強化には笑いが効く





 アンチエイジングドックでは筋年齢、血管年齢、神経年齢、ホルモン年齢、骨年齢といった老化度を評価すると同時に、免疫機能、酸化ストレス、心身ストレス、生活習慣、代謝といった老化を促進させる危険因子も評価します。しかし免疫機能の評価法はいくつかあるものの、確実に定まったものがないのが実情で医学的な裏付けデータが一番乏しい項目です。ドックでは、免疫機能を100点満点のスコアとして評価しています。いくつになっても80点以上を保ちたいものです。





●免疫力をアップさせる方法





・免疫力強化のホルモンを増やす


・ストレス(ストレスホルモン)を避ける


・腸内環境を整える(腸管免疫のアップ)


・ごきげんに生きて免疫力をアップする


・過労を避ける


・睡眠時間をたっぷりとる


・栄養不良を改善する


・大量飲酒を避ける





 年間を通じてほとんど病気をしない人なら免疫機能は80-90点以上あるでしょう。普段から風邪を引きやすい人、風邪をこじらせやすい人は免疫機能が70点以下に落ちている可能性があり要注意です。該当する人は免疫力をアップする生活を心掛けましょう(表2)。





 加齢とともに低下するホルモンの中に、免疫システムに影響を与えるものがあります。DHEAやメラトニンは免疫力の強化に働くので、これらのホルモン分泌を刺激するような生活療法を実践しましょう。DHEA分泌を促すコツは、筋肉量の確保、冒険心、ときめき、フリーラジカルからの防御、脂質制限です。メラトニン分泌を促すコツは、朝起床時に明るい光を浴びる、適度な運動、長時間の昼寝をしない、カフェイン制限、アルコールの過剰摂取を控える、寝る前にリラックスして部屋を真っ暗にして寝ることです。





 ストレスは神経系ばかりでなく免疫系にも作用します。ストレスホルモンのコルチゾルは、リンパ球を減少させるなど免疫機能を弱める作用があります。わたしたちの調査では、エグゼクティブの方々には過分なストレス負荷が掛かっていることが分かりました。ストレス過多の人は是非とも対策を練りましょう。ストレスがたまった時は、休息と睡眠でダメージから回復させることが重要です。そして翌日に新たなストレスに立ち向かうことです。

悪性腫瘍

投稿日時:2011/07/11(月) 14:34

化学療法(抗がん剤) 意味 化学療法(抗がん剤)とは、がん(悪性腫瘍)は、正常細胞とは異なる特徴(性質)を持っていますが、化学療法はこの正常細胞とがん(悪性腫瘍)との違いの部分を利用した治療薬です。


《化学療法(抗がん剤)の歴史》


19-20世紀にかけて人類は梅毒や細菌による病気を抗生物質や免疫などで克服することに成功しました。この流れを受け1950年代に、毒ガスの一種であるナイトロジェンマスタードによる悪性リンパ腫の治療実験から化学療法が始まりました。これが成功したため、他のがんに試されるとともに、数多くの化学療法剤(抗がん剤)が開発され現在に至っています。さらに副作用を抑える薬剤も開発され、より多くの化学療法剤(抗がん剤)を投与できるようになってきました。これにより、白血病や悪性リンパ腫では治癒が得られるようになってきました。しかし一方で、数多くの固形がん(胃がん、大腸がん、肺がんなど)では、50年の歴史の上では確かに効果は格段に上昇していますが、延命への寄与はまだまだ小さいのが現状です。  


《化学療法(抗がん剤)の仕組み》


抗生物質は細菌とヒトの正常細胞との違いの研究から、細菌のみを傷害する薬剤として開発されました。がん(悪性腫瘍)と正常細胞の違いは、実はがんとは、自分の細胞が僅かな遺伝子異常によって発生した自己の細胞なので、ほとんど違いはありません。ですから、なかなか免疫の網にもかかりにくいのです。ではどんな違いがあるかというと、がん(悪性腫瘍)はどんどん増殖しているという特徴を有します。そこで、この増殖する細胞を障害することを目的に開発されたのが、化学療法剤です。ですから、増殖する細胞はがんに限らず、どんな細胞でも障害します。ところが、人の60兆個と言われる正常細胞の内、僅か0.5%の3000億個の細胞は増殖をしているのです。これが、骨髄、消化管粘膜、毛髪などです。化学療法剤を投与すると、当然のようにこれらも障害され、これが白血球減少、嘔吐、下痢、脱毛などの副作用につながるのです。

悪性腫瘍とは、身体の細胞あるいは組織が自立的に過剰増殖したものを腫瘍といい、良性と悪性があります。腫瘍の中で無秩序に過剰増殖し、周囲へ浸潤し、遠隔部位へ転移する能力を持つものを悪性腫瘍といいます。

キトサンの効果には、その潜在能力の高さ!

投稿日時:2011/07/11(月) 14:18

キトサンの効果は、細かく言うと、カニやエビなどの甲殻類の甲羅などを
 原料とするキチンキトサンの効果と、マイタケやシメジなどの、食用キノコ類
 を原料とするキノコキトサンの効果の、二種類のキトサン効果があります。

 キチンキトサンとキノコキトサンの一番大きな違いは、キノコキトサンには、
 βグルカンと言う成分が含まれますが、キチンキトサンには、βグルカンは、含まれていないものの、免疫力を
 向上させる働きを持ちます。主なキチンキトサンの効果としては、免疫力を
 高めることで、糖尿病、高脂血症、高血圧、肝炎、腎臓病、アレルギー性
 疾患、不眠症、神経痛、リウマチ、腰痛、白内障、骨粗鬆症、四十肩、
 五十肩、更年期障害などに効果があると言われていますし、それ以外の
 代表的な効果としては、「解毒・排毒」、「細胞の活性化」、「抗菌・防カビ
 作用」、「腸内環境改善」、「抗がん作用」、「血管の弾力性維持)、「血圧
 調整作用」などがあります。



 そのため、体内に溜まっている不要な物質を排出する、デトックス(毒だし)
 効果や、血管が硬くなる事を防ぎ、動脈硬化を予防し、血圧が上がる原因
 である、塩化物イオンを吸収し対外に排出する為、高血圧を予防したりと
 言った生活習慣病予防に役立ちます。

 また、食後に摂取する事により、消化液の胆汁を排出させるため、
 コレステロール値も下がりますので、血管の弾力性維持作用と共に、
 動脈硬化の予防にも働きます。

 また、脂質などの吸収を抑えるので、ダイエット効果もあります。

 これに対して、キノコキトサンの効果としては、主に肥満解消やコレステ
 ロール対策等のダイエットに関係する効果が多いです。
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がん細胞を破壊!

投稿日時:2011/07/11(月) 13:42

odjrh3000000gmbh.jpgodjrh3000000gmbh.jpg最近、免疫細胞にがん細胞を破壊するいくつかの細胞があることがわかってきました。
特に、ナチュラルキラー細胞は文字通り”殺し屋”の意で、殺傷力が高く、常に体内をパトロールし、癌細胞や
ウイルス感染細胞を見つけると、直接殺してしまします。
健康な人の体内では、毎日数千個(フランク・バーネット説)ほどのがん細胞が生まれていますが、
ナチュラル・キラー細胞など免疫機構が正常に働いていればすぐ摘みとられ、即癌になることはない
と言われています。
さらに、神経系・内分泌系・免疫系の間にある神経伝達物質、ホルモンなどいろいろな物質の存在や働き
が解明され、これらが相互にバランスよく影響しあって、生体の正常な状態を保っていることが明らかに
なってきました。
例えば、ストレスは脳下垂体のホルモン(ACTH)の分泌を促進し、副腎からのコルチゾールの産出を促進
させるのです。
このコルチゾールは生体の免疫を低下させることがしられています。
慢性的ストレスによる倦怠感、身体的損傷は免疫不全をもたらしナチュラル・キラー細胞の活動は抑えられ、
がんなどの進行が加速されます。
カナダの生理学者のハンス・セリエは述べています
  ストレスには老化を早めるストレス、臓器を痛めるストレスなど、悪いストレスがある。それを「デイ(有害)ストレス
   」といい、他方に良いストレス「ユー(有益)ストレス」がある。
また、アメリカの心理学者マデロン・ビジンテイナーは、”精神的ストレスとがんとの関係”を動物実験で
調べました。
     ネズミを訓練し、電気刺激を与えたときにレバーを押せば電気刺激が切れるという学習をさせました。
A群....全然、電気刺激を与えないグループ
B群....電気刺激を加えたとき、レバーがなく電気刺激を切ることができないグループ
C群....電気刺激が起こると自分でレバーを押して電気刺激を切ることができるグループ
それぞれのネズミにがん細胞を作り、どのくらい生きるかをみました。
その結果C群最も長生きし、A群、B群と続きました。
ネズミの血液を採取しナチュラル・キラー細胞の活性を調べると、C群が最も高く、A群、B群とつづきました。
困難に懸命に対処するネヅミ(C群)はナチュラル・キラー細胞の活性が高く、寿命も長かったのたいして
絶望感に陥るネズミ(B群)は活性が最も低く、寿命も短かった、というのです。
「デイストレス」は免疫力を低下させ「ユーストレス」は免疫力を高め、癌の進行を遅らせる効果があることを
証明する実験でした。

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